女になんか生まれるんじゃなかった!!



でけぇ、180はゆうに越えている。


金髪に通った鼻


悪戯っ子みたいに笑った目


八重歯が特徴的なそんな男だった



「俺は里山襷(サトヤマ タスキ)」


「こんにちは、里山君。ではさようなら」


「え〜!!いきなりキャラ変わってるし!!ていうかもう遅い!!ごみ箱当たったから!!」


「チッ・・・・」


「“チッ”って!!やっぱりそういう子なの!!!あー!!俺結構憧れてたのに〜」



そう言った彼は言葉とは裏腹になんだか楽しそうだ。





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