女になんか生まれるんじゃなかった!!
“ユキ”って言ったら私の名前を勝手に使った奴じゃねぇか!!
「“ユキ”ってもしかして私の名前を勝手に使ったりした奴か?」
「春姫ちゃん?お、俺達ね、そのことで話があってついて来てもらったんだよ!」
「てめぇが“ユキ”か?あの女から最初に聞いたときは女かと思った」
そう言ったときに“ユキ”の眉がぴくりと動き、回りは顔を真っ青にさせた。
「調子乗ってんじゃねぇぞ・・・・」
そう私を睨むと手元にあった煙草を手に取った。
「・・・・・」