女になんか生まれるんじゃなかった!!



「はい・・・・」


「じゃぁ何で勇貴がそんなこというのよ!?」



んなこと言われたって困る。


私はただ勝手に名前を使われただけなんだけど・・・・



「とっとにかくこれ以上勇貴に近づかないでよね!!あんたみたいなくそ真面目な女に勇貴は似合わねぇし!!」



納得できる返答が得られなかった女は私の隣にあったごみ箱をバコンと蹴ると空き教室を出ていった。






「ざけんなっ!!!」


女が出ていった教室で私はそう叫ぶと転がっているごみ箱をさらに蹴飛ばした。


ごみ箱が飛んでいった先は、






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