呪 い サ イ ト
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件名:呪い実行完了
本文:呪いを実行しました。
谷村萌の死体をどうぞご自分の目でご確認ください。
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「あ……あ……!」
もう言葉にならなかった。
―――やっぱり、今跳ねられたのは……谷村だったんだ……!!
口をぱくぱくさせ、携帯の画面を見て立ち尽くす。
しかも……自分の目で、谷村の死体を確認する……? それは……ウチがそうすることが可能な状況だから……? やっぱり、誰かに監視されている!?
全身に力が入らず、手の中から携帯が滑り落ちた。
「もー、夏紀。何やってんの。携帯をコンクリートなんかに落としたら、壊れるって……!」
真里はウチが落とした携帯を、地面に落ちる前に掴み、はい、と渡してきた。
「う、うん……ごめん」
携帯を受け取り、ポケットへ入れる。
件名:呪い実行完了
本文:呪いを実行しました。
谷村萌の死体をどうぞご自分の目でご確認ください。
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「あ……あ……!」
もう言葉にならなかった。
―――やっぱり、今跳ねられたのは……谷村だったんだ……!!
口をぱくぱくさせ、携帯の画面を見て立ち尽くす。
しかも……自分の目で、谷村の死体を確認する……? それは……ウチがそうすることが可能な状況だから……? やっぱり、誰かに監視されている!?
全身に力が入らず、手の中から携帯が滑り落ちた。
「もー、夏紀。何やってんの。携帯をコンクリートなんかに落としたら、壊れるって……!」
真里はウチが落とした携帯を、地面に落ちる前に掴み、はい、と渡してきた。
「う、うん……ごめん」
携帯を受け取り、ポケットへ入れる。