ひっきーの恋

何処か晴れないままに
うちは鞄を背負い教室を出た。

窓から差し込む日が眩しかった。

うちはほんの少し目を細めて、
腕で顔を覆い隠すように
前に掲げながら階段を下りて行った。

丁度、下校時刻を告げる校内放送が鳴る。










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