ひっきーの恋

教室に戻ると、
いつものように、
うちを侮蔑する視線が向けられた。

でも、もう気になんてしない。

「ねえ。告ったんでしょ?!」

「どんまーい♪」

「つーか。巡汰は
あたしと付き合ってんだよ★」

気にしないって決めたけど、
3人目の言葉は
うちの真新しくて深い傷を
深く深くえぐった。








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