男子敵対復讐令!
登校、げた箱に行くと一人の女子があたしの前に現れた。
「おはよう♪」
この子、同じクラスの朝倉さんだっけ。
地味であんまり関わった事ないから声かけられて驚いた。
「おっ…おはよっ…。」
上履きに履き替えてそそくさ教室に向かおうとすると朝倉さんはその後を付いてくる。
えっ、何これ。ストーカー?
いや、女子同士でストーカーはないだろっ。
後ろを振り向くに振り向けずにいたら教室に着くとユキナがその事にツッコミを入れた。
「あれ?ファンでも出来たの?」
「いえ、ファンではありません。」
朝倉さんはすぐに否定。(分かってたけどちょっと悲しい。)
ユキナは不快な顔で朝倉さんからあたしに目を移す。
あたしは首を振った。