男子敵対復讐令!
「ちっ…!」
一条はルームから抜け出した。
「待ちあがれ!」
追いかけようとして、ルームを出ようとすると、すぐに一条が立ち止まった。
一条の目の前に現れたのは蘭。
「久保田…。」
「久しぶり♪一条。
仲間を見捨てて逃げる女々しい君になっちゃんを過去に取られた僕はちょっと不覚に感じるなぁ。」
そう言って、蘭は微笑むが目は笑っておらず、後ろから殺気が感じられる。
おいおい蘭を完全に怒らせちゃったよ…。
「うるせぇ!なんなんだよ!」
一条は蘭を強く壁に付き飛ばし、走り去る。
「蘭!大丈夫?!」
蘭は苦しみながら立ち上がる。