★俺ダチの日々☆
するとタイミングよくチャイムがなり先生が来た。
先生『皆さんおはようございます。今日はですね~』
また先生の長ったるい話が始まった。
俺は毎朝担任の長い話を聞くのが嫌いで耳にイヤホンを着けながら机に寝ているのだ。
すると急に前からポン!と頭を叩かれた。
イヤホンを外し前を向くと…
千鶴『翔ちゃん!!呼ばれてるよ!!』
霜月千鶴(しもづき ちづる)茶髪のショートカットで元気いっぱい。小学校からの仲でもあり、俺の彼女でもある。
翔太『…へぇっ??』と今の状況が全然読めないのだ。
先生『翔太!!また…音楽聴いてたでしょ!?ちゃんと先生の話を聞きなさい!』
翔太『すいませーん…。んで!!先生なんで俺呼んだの!?』
先生『翔太~。朝読書の感想文もう半年も経っているんだから…1冊ぐらい読み終わって感想文だせるでしょ!?』
そう俺の学校では毎朝必ず30分間読書をし、その本を読んでの感想を作文用紙に書いて提出しなければならない。
勿論の事ながら俺はまったく!本も読んでないし…感想文なんてとてもじゃないが書く気が全然ない。
翔太『先生~マンガじゃだめっすか??』とふざけて言ってみた。
先生『ダメに決まってるでしょ!?とりあえず…明後日までに1枚でイイから提出してね!!』
翔太『えっ!?明後日!!マヂか…』
すると急にちづ(千鶴)が後ろを向いた。