山田丸★ころがり系
「ふふふ。山田丸先輩。もしめるさんに写真を見せられたくなかったら、土下座してくださいよ」

シバケンが言う。


「そんな……」


「土下座をするか、パンツを脱ぐかの二択です」


「くっ……」


「さあ、どうします。くひひ」


「僕にもプライドがある。土下座なんて気軽にできない……でも、男としてパンツはもっと脱げない」


「グチグチ悩んでいるのは男らしいですか?そうですか?ぐひひ」


そう言いながらもシバケンは僕の写真を撮り続けた。


「やめろ!やめるんだ」


「オレは、やめませんよ」

「きゅうぅ……」


「可愛い声出しちゃって。アザラシか何かのつもりですかぁ?ひひひ」


「くそっ!人としてのプライドか、男としてのプライドか!僕には選べない!」


「女々しいなぁ♪」


「く……」

< 20 / 65 >

この作品をシェア

pagetop