山田丸★ころがり系
お気に入りのシャープペンが無くなったと、めるが言いだしたのは、ころがり会の活動時間の後半に入ったところだった。
どこかで落としたのかもしれないと言うので、僕は探してあげることにした。
それも、こっそり、だ。
いつも見ているから、めるのシャープペンかどんなものかは良く知っている。
キリン模様の黄色いシャープペンだ。
ころがり会の活動が終わると、僕はシャープペン探しを始めた。
この広大な東京砂漠の中から一本の黄色いシャープペンを見つけるとなると、途方も無いが、めるの行動範囲に絞って探せば、きっとすぐだろう。
めるは今日は、家を出て電車に乗って、駅ビルで買い物をして、それからコンビニに寄ってからころがり会に来たそうだ。
僕はそれを逆から辿ることにした。
どこかで落としたのかもしれないと言うので、僕は探してあげることにした。
それも、こっそり、だ。
いつも見ているから、めるのシャープペンかどんなものかは良く知っている。
キリン模様の黄色いシャープペンだ。
ころがり会の活動が終わると、僕はシャープペン探しを始めた。
この広大な東京砂漠の中から一本の黄色いシャープペンを見つけるとなると、途方も無いが、めるの行動範囲に絞って探せば、きっとすぐだろう。
めるは今日は、家を出て電車に乗って、駅ビルで買い物をして、それからコンビニに寄ってからころがり会に来たそうだ。
僕はそれを逆から辿ることにした。