山田丸★ころがり系
「あ、先生。きのこはどうですか?咲坂きのこは僕のことどう思ってるかわかりますか?」


ついでなので、聞いてみた。

僕は結構きのこのことも気に入っている。


「ああ、咲坂きのこのことは聞かないほうが良いぞ」


「そんなこと言われたら気になるじゃないですか。教えてくださいよう」


「そうか……。咲坂きのこは……おまえのことを欝陶しいと思っている。ちょっと嫌われているという状態だ。うざいというやつだな」

先生は言った。


「え……ぇええー!」

それはショックだ。

「まあ、気にするな」


「泣きたいですよう」


「逆に考えるんだ。おまえは、きのこにとって、印象に残る、インパクトの強い存在なんだ。これは良いほうに転ぶかもしれない」


「そ、そうですか?」

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