山田丸★ころがり系
「人は皆ギャップに弱い。だめだと思っていたヤツがちょっとすごいことをしたら、一気に惚れることもある」


「ちょっとすごいことって?」


「命を救うとか、甲子園に出るとか……そうだな。実は足がすごい速いとか……」


「甲子園は無理でも、足なら僕、意外と速いんです」


希望が見えてきた。


昔から、見た目のわりには走れる男だと言われてきたのだ。



昔、マラソン大会で僕がゴールした時は、拍手が沸き上がったものだ。








面談を終えて家に帰ると、僕はさっそくランニングを開始した。

やはり先生は素晴らしい。


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