if Infinity
「あ、いえ 部には憧れてる先輩がいてすっごい 絵が可愛いんです♪ 絵描きとしてもレイヤーとしても尊敬ですよ~」


うっとりとした感じで語る女の子


「へぇ~ てか、レイヤー?」


「ふえ?! 私、そんなこと言いましたっけ?」


「言ったよ、レイヤーってコスプレする人だよな?部活内でしてんのか?」


「あぅ~; はい・・・・。 でも、肩書上漫研ってことになってます」


「ふむ。しかし、なんでまた?」


「あ、いや その、コスプレ部とかだと、恥ずかしいって言うか、興味ない人たちの目が痛いじゃないですか><」


「ま、まぁ 確かにな;」


「はい、だから、肩書上漫研で実際は漫研、兼コス部です」


「な、なるほど」


「あ、このことは部員しか知りませんし、内密にお願いしますね!?(_ _。)」


女の子は勇輝の手を強く握って祈る様にお願いしてくる


「ん。わざわざ 言いふらしたりしないって」


「良かった~ あ、良ければ部室に遊びに来ますか?私が他に描いた漫画とか、先輩方が描かれたのとかもありますよ??^^」


少し、迷ったが勇輝は


「うん、んじゃ、せっかくだし、何かの縁ってことで行こうかな」


「はい♪」


女の子は笑顔で頷いた。


勇輝と女の子は部室のある校舎まで向かう


この学校はスポーツが盛んな学校ではあるが文化部も負けていない


普通なかなか聞かないような名前の文化部も数多く存在していた


部員が3人以上存在し、それらしい事を書いた申請書があれば部として認められるのだった


「なぁ、そう言えば名前聞いてなかったな」


勇輝の質問に少女が答える











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