if Infinity
「あはは♪ 楽しかった♪♪」


そう言って離れようとした陽芽をさっきの乗りで抱きしめてしまう


カシャッ


そんな音がした


「え!?」


勇輝と陽芽が同時に声をあげる


「あ、あの・・・手、勝手に回してすみません;」


「ううん、それは別に良いの。 私も、悪乗りし過ぎたし。けど、さっきのカメラのフラッシュ音だったよね?」


「え、えぇ。こっちを撮ってたかは、わかりませんけど確かにそうでした」


「えぇ~?! 誰よいったい~(><;) 気味が悪いわ・・・」


「はい、そうですね・・・・。」


「・・・・。まあ、ここでこうしていても仕方ないし、帰りましょうか」


若槻の言葉に頷く勇輝、それ以後2人は口数が減り、家につくまで重い空気だった


が、ちゃっかりメアドを交換させられる勇輝だった。


勇輝と陽芽がふざけて抱き合っていた噴水公園の時刻から15分前の出来事・・・


「竹田ぁ~ お前、今日聞かされた入部試験のネタ、考えあるか?」


「ねぇーよ。てかさ~何で写真兼新聞部に入るのに入部テストとかあるんだよ; スクープ記事&写真とかさぁ」


竹田と呼ばれた男が愚痴を漏らす


「知るか~ まあ、あれだろ、モデルとか雇って撮影会とか部活でするらしいからな~中には水着とかもあるらしいしよぉ~俺らみたいな邪な目的人をふるい落とす為じゃね?」


「邪じゃねーっての! 健全な男子高校生として、ピュアな行動じゃね?!」


「まぁなw てかなんで、この島田様の相方がオメーなんだよ」


「くじだから仕方ねーだろ、それに、今日いきなり知り合った奴と組むよりマシだっての」


「まあなぁ~ あ、お前よ?3年の生徒会長の若槻先輩みた?」


「あぁ、見た見た!めっちゃ、可愛くねぇ!?」


「だよなぁ~風紀を守りましょうとか言いつつスカート超、短けーしよw」






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