if Infinity
「うぐっ いててて、ひ、ひな、てめー・・・。」


「どうかしましたか?お兄様??」


「うふふ、2人は仲が良いのねぇ~ ねぇ?伊沢くん」


またも同意を求める若槻


「・・・。あぁ、俺も、男の兄弟とかほしかったな・・・・。」



ぼそぼそと伊沢が言う


「あ、伊沢くんは男の兄弟が良いんだ?男の人ってみんな妹好きかと思ってたわぁ(^∇^)」


「か、会長・・・。それはちょっと偏見ですよ・・・」


勇輝が言うと


「えぇ??だって、この作者は1ダースの妹がほしいって言ってたわよ??」


「ぶっ そういう世界観を崩す発言はダメですって(°д°;)」


勇輝が突っ込みを入れていると、伊沢が席を立ち勇輝のもとまで来る


「ん? どおしたんスか?伊沢先輩」


「坂内くん、ネクタイはちゃんとしなくっちゃ・・・。ほら、僕がしめてあげるから・・・」


そう言って胸元へ手を伸ばす


「あ、はぁ・・・スンマセン」


「兄さんのだらしなさは筋金入りだからねぇ~」


ひなが茶化して言う


「坂内くん・・君、髪も少し長いんじゃないかな・・・。」


そう言いつつ、髪に触れ必要以上に密着してくる伊沢


「ちょっ 伊沢先輩っ 近いっすよ(°д°;) って、耳に息吹き掛けないでくださいよ!」


勇輝は抵抗しようとする


「ふふふ、坂内くんは可愛いなぁ・・・抱きしめてあげたい・・・。」


「あらあら、また伊沢くんの悪い癖が始まっちゃったわ」


若槻が困ったわと言った表情で言う。




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