if Infinity
「いや、だって 地球は住めない星になるんじゃないのか?」


「あぁ、でもそれってずっと先の事だからw私がそこまで生きてるわけないじゃん」


そう言って笑うシャルロット


「そか、まぁ、人の寿命なんて100年ない場合がほとんどだしな~」


「あ、でも ハーフの私はどこまで遺伝があるかわからないけど、アス星人は平均寿命が300年ほどだよ?しかも、地球人と違って寝ている時は完全に心肺機能が停止するから思ってるよりずっと長生きなんだろうね」


「アス星人って良いな。いや、そんな300年も生きてて暇じゃないのかな?いやいや、それより、人口が増えすぎるんじゃ・・・みんながみんな長生きするわけだし」


「だからこその、次元を超えて移民じゃないの?最初地球人にアス星人が出会ったのだって、新しく住める星を探してってことだろうし」


シャルロットは勇輝の手のひらですっかりくつろいだ状態で言う


「けど、寿命が長いんなら、アス星人並に寿命が長い所へ移民しないと周りより長い寿命ってことで怪しまれるんじゃ?」


「その時はまた、移民だよ」


「な、なるほど。しかし、なんでアタッシュケース?」


「あぁ、あれは宇宙船よ」


「あ、あれが・・・?」


「移民の星への行先は宇宙船が自動で決めてくれるんだけど、ついた時に宇宙船のままだと怪しまれるから到着した星の物に物質変換してカモフラージュできるの」


「へ、へぇ~そりゃまたすごいな」


もはや何でも来いと言った感じだった


「しかし、俺にいろいろ話して良かったのか?隠れて、地球に溶け込むんじゃないのか?」


「はっ! そうだった・・・。知られたからには・・・あなたを殺すわ・・・。」


声色を変えて言うシャルロット


「・・・・。そんなチビサイズで言われてもなぁ~」


「!? だったら!巨大化して踏みつぶしてやるわ!」


「さっき、俺くらいにしか大きくなれないって言ったろ」


「そ、そうだっけ?ちぇ、少し驚かして野郎と思ったのにぃ」


そう言って頬を膨らませるシャルロット
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