if Infinity
(これ、知ってる事なのに毎回めんどくせーんだよな~;)


テストが開始された。


勇輝は、白瀧の助けもあり、問題なくパスしていき、昼休みになる


「はぁ~しゅ~りょ~」


そう言って突っ伏する勇輝


「ちゃんと写せたかしら?」


「ん、あぁ、マジ助かったぜ雪乃」


「まだ、後半もあるんだから気を抜かない事!」


そう言って、額に指を押し付ける


「わーってるって、さて、昼どうする?テストの事もあるし、今日は奢るぞ?」


「・・・。そうね、どうしてもって言うなら奢らせてあげるわ」


そう言って含み笑いをする白瀧


「はいはい、どうしてもだ! タダより怖いものはないって言うしな。少しづつ借りを返していかないとなw」


そう言って、机を立ちあがる勇輝


「良い心がけね。じゃあ、食堂にでも行こうかしら?」


「うい、了解」


教室を出ようとする2人、だがそれを翼と北條に呼び止められる


「あれ、お前らも食堂?だったら俺達も・・・」


ギンッ


白瀧が翼と北條を一瞥する


「あ、あぁ; やっぱ、俺達は購買にしとくかな~ なぁ、北條?」


「お、おぉ まぁ、たまにはパンと言うのも良いだろう」


翼と北條から逃れた勇輝と白瀧は食堂までの廊下を歩く


「なぁ雪乃? 翼達、妙にあっさり引き下がったな」


「ふふふ、そうね」


食堂についた勇輝と雪乃は互いに役割分担し、席確保と注文に分かれた。

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