if Infinity
「そうかしら?早食いは早出世なのよ?」


「代わりに早死にだけどなw」


「くだらない事だけは知ってるのね。そう言えば、勇輝はどの委員会に入るか決めた?」


「ん?そう言えば昨日、ひなが整備委員とかで朝からいなかったな」


「いなかったのはあんたでしょ。あの日は、他の委員会を決める話しあいがHRであったのよ?」


水を飲みながら雪乃が言う


「そ、そうだったのか。ひなが朝から清掃活動って言ってたし既に委員会決まってしまってるんだと思った。けどなんで、整備だけが決まってるんだ?」


「何言ってるの、主要委員会だけ、先に決めたじゃない!」


「そ、そうだっけ?んじゃ、整備は主要委員会ってことか」


食べ終えた勇輝は水を口にする


「そう言う事。今日の朝のHR終了後から早い者順で残りの委員会の受付だそうよ?」


「・・・。委員会なんて、よく自ら進んでする奴いるよな~俺はごめんだな」


「・・・。何言ってるのよ。委員会は中学と違って全員分あるのよ?勘違いしてない?」


雪乃が呆れたような顔をして言う


「!? マジかよ!」


「マジよ。内申書に記入できる項目を増やす為に、どうでも好さそうな、それらしい委員会を作って全員、委員になる様にしてるらしいわよ?」


「てことは。。。ノロノロしてると、きっつい委員会とかだっるい委員会になっちゃうってことか!?」


「ご名答。もぅ、昼休みも終わるし、先生に言いに行く時間はないわね」


「・・・。最悪だ・・・。」


昼休みが終わりテスト後半の時間になる。試験監督としてやってきた先生が問題用紙とマークシートを配る


「勇輝。上手くやんなさいよ?」


雪乃が本当に心配してると思えないような含み笑いで言う


「へいへい」


テストが開始され、あっという間にテストは終了の時間となる


「ふぃ~>< 終わったぁ~」
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