if Infinity
「い、いあ 何でもないっ んじゃ、このミリィナ。。。ちゃんだっけ?この子はずっと話せないままなのか?」


「一応自己修復する機能はあるから、時間が経てば治るんだろうけど・・・それがどれくらいで治るかはわからないの」


「そ、そうか。じゃあ、どんな子か分からないな;」


「私が通訳するわ。それなら話せるでしょ?」


シャルロットがミリィナと勇輝を交互に見て言う


「それしかないか、じゃあ早速頼むわw」


「オッケー♪」


シャルロットにようやく笑顔が戻っていた。


『ミリィ?今からこの家の人とあなたで話するから、私が通訳するね?』


『う、うん。じゃあ、お願い』


(・・・。あぁ~こいつら、何話してるか全然ワカンネ~ てか、言葉が全く違うのもなんか変な感じだな~ いつも、バカなやり取りしてるだけに、な。)


勇輝がそんな事を考えていると、シャルロットを通じてミリィナが話しかけてくる


『あの、どうも、私ミリィナです』


「あ、どうも、俺は坂内 勇輝です。えっと、ここがあなた達がいた時代より過去の時代の地球ってことは分かりますか?」


『えぇ!?ここ地球何ですか!?そう言われてみれば家やあなたの服装も地球のデザインに近いですし、重力も地球に近い気がしますぅ』


「君の住んでた所は今の地球より重力が軽かったのか?」


『はい、私はシャルちゃんと違って完全なアス星人です。ですから、もっと軽い重力内で生活していました』


「へぇ~姿形は地球の人と変わらない感じだけどなぁ~ でも、それじゃあ 今身体平気なの?だるかったりしないのか?」


『はい。重力を調整できる空間で移民可能性のある星の重力に耐えられるように訓練しましたから』


「調整とかできるのか・・・。で、えっと君は。。。」


『ミリィで良いですよ』


「あ、あぁ。じゃあミリィで。俺も勇輝で良いから」


『はい♪』


そう言って通訳会話中で初めて笑顔を見せたミリィナだった。
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