神々と世界の狭間で
【私たちに神様はいるのかなぁ】
君はそう聞いたね

そして
君は同じ生まれの人を救う
神様になりたいと
願った

君がいなくなったあと
知った事実

それは
君と同じ生まれの人にとっても
特別な存在だと
意味していた

君は
君と同じ生まれの人を
救うために
生み出された
命だったんだな

だから
俺は悔やまない
君を救えなかったって

だって
いつも
どこかから
見ているんだろう
この世界を…

作 桜 咲耶さま
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