神々と世界の狭間で
…夢は、そこで終わり。

そのあと私は暗い空間の海を漂っていた。

ゆらゆらと、上も下も右も左も無くただ、漂う。

目を開けても何も見えない。

自分の体さえ、何処にあるのか分からない。

もしかしたら、そこに自分の体は無いのではないかという錯覚にとらわれる。

何時間、何日、そうしていたか分からない。

ただ何もなく漂う。

ただひたすら目が覚めるまで…。
< 14 / 121 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop