神々と世界の狭間で
俺は椅子に座り、真っ白いベットに横たわるレラを見つめていた。

ここは病院。

あれから俺は異変を感じて様子を見に来た先生に言われ、救急車を呼び、そのまま付き添っていた。

医者の診断は、ただの疲労。

寝てるだけだ。ということで先生は〆切が近いとかで帰っていた。

時間は深夜1時。

レラが眠り込んで7時間ほどたっている。

腕に点滴の針が刺さっていること以外は普段のレラと何も変わらない。

ただ寝ているだけだ。

それを見ると何事もないんだな、と安心することができた。

気が緩んだせいか、ただ単に時間が遅いからか俺は急激な眠気に襲われる。

意識が少しずつ薄れていく。

やがて、俺はベットの端に突っ伏して寝息をたて始めた。
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