神々と世界の狭間で
ハハハと先生は笑い流す。

「心配性だな。綾君は。そんなに心配しなくても大丈夫だよ。」

「じきに戻るさ。」先生はそう付け足し、にっこりと微笑んだ。




けれど俺たちは、レラの帰宅を迎えぬまま次の朝日を迎え入れた。


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