St. Valentine's Dayの奇跡

ローマ帝国皇帝クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれている。

キリスト教司祭だったヴァレンティヌス(バレンタイン)は秘密に兵士を結婚させたが、捕らえられ、処刑されたとされる。

処刑の日は、ユノの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。

ヴァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという。

このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)



ふぅん、なるほどね。


『セント』は聖人に付けられる称号だとは思ってたけど、恋のキューピットをして殺されちゃったんだ、バレンタインさん。


あたしは、パソコンの画面をじっと見つめ、呟いた。



だったら、奇跡を起こしてよ……
< 2 / 67 >

この作品をシェア

pagetop