St. Valentine's Dayの奇跡
ローマ帝国皇帝クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれている。
キリスト教司祭だったヴァレンティヌス(バレンタイン)は秘密に兵士を結婚させたが、捕らえられ、処刑されたとされる。
処刑の日は、ユノの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた。
ヴァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという。
このためキリスト教徒にとっても、この日は祭日となり、恋人たちの日となったというのが一般論である。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
ふぅん、なるほどね。
『セント』は聖人に付けられる称号だとは思ってたけど、恋のキューピットをして殺されちゃったんだ、バレンタインさん。
あたしは、パソコンの画面をじっと見つめ、呟いた。
だったら、奇跡を起こしてよ……