俺様と相合い傘
「お待たせしました、たこ焼きとシーザサラダです」
「はーい」
私は音楽雑誌を見ていた
すると…
「あれ?早苗ちゃん?」
えっ?
前を向いた
そこには…
「えっ!?」
高木 遼太郎がいた
「な、な、な、な、な、な、なんで?!」
「キョドりすぎ、俺バイトしてるんだ」
「へぇ…」
てかうちの学校バイト禁止だし
「じゃあそういうことで」
「待って…」
彼が私の方を向く
なんで話しかけてんだろ
「ごめんなさい、なんでもないです」
「ふーん、じゃあな」
彼は部屋の戸を閉めた
私の体が自然と火照ってる
なんで?