俺様と相合い傘
そして困った
どこに捕まればいいの
遼太郎はメットを被った
「どうした?」
私に聞いてきた
「えっーと」
彼は私の手を
自分の腰に回した
えっ!!!!!
私は顔が真っ赤になった
「行くぞ、ちゃんと捕まってろ」
彼はバイクを走らせた
景色の流れが速い
「あんさ…」
彼が話しかけてきた
「…えっ?」
「なんで学校行かなかったん?」
あっ…そんなこと
「つまんないから」
「…そっか」
素っ気ないな…
って何期待してんの私