俺様と相合い傘

屋上は私達のさぼり場所

私達は屋上のコンクリートに

寝転がった

「いい天気ー☆」

「そうだね」

美姫がケータイを取り出した

「そーえば早苗あの話考えてくれた?」

げっ…

「な、なんのこと?」

「はぁ…合コンよ!!!」

やっぱその話か

「早苗!!あんた彼氏ほしーとか言ってる癖にそんなんじゃ彼氏出来ないよ」

美姫が起き上がって

私に向かって言った

「だって…」

私は男が嫌い、大嫌い

「まだあの事件引きずってんの?」

私はびくってなった

「図星!?!?」

私はふてくされた顔をして頷いた

「はぁ…」

私は男が嫌い

付き合うなんて論外
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