俺様と相合い傘
着いた場所は
もちろんマック
「じゃあうちはホットケーキ食べよっかな♪早苗はなに食べる?」
「私もおんなじので」
「遼太郎は?」
「俺は適当で」
私達は注文して
席について
食べ始めた
「遼太郎学校は?」
「だるいからサボった」
「だよね♪」
話には当然入れない
帰りたいかも
―♪
美姫のケータイが鳴った
「あっ、ごめん出てくるね」
美姫は外に出て行った
2人きりとか気まずい
「あんさ」
遼太郎くんが口を開いた
「なに?」
「今度2人でどっか行かねー?」
えっ!?
「ほんとに?」
「あぁ、またバイク出すし」
「行く」
言っちゃった
「じゃあ来週の土曜日1時に駅前な」
「うん」
彼はそう言って
私の頭を撫でた