芸能人×一般人=??


そんな時、また!あの時間が来た……


「恋花ちゃん。ちょっと…いい?」


………来た。


「え?あ……うん。」


着いた場所は校舎裏。


何を言われるかなんて想像つく……


「好きです。恋花ちゃんのことが…」


だって。


こんなこと慣れてる。


私はどちらかというとこういう経験をよくする方。


そのたびに“ゴメンナサイ”と断っていた。


でも私は……


告白の怖さを知ったから……


「ありがとう…でも…その………」


言葉が詰まってしまう。


“彼氏がいる。”


そう言おうとするのだが声にならない。


私……弱いんだ……


「……そっか…だよね。最近、恋花ちゃんやけに可愛くなったし、彼氏いるんだろ?」


そう微笑んで言った。


私が可愛くなった……?


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