雨のち晴れ
出会い
この気持ちを誰か止めて下さい―。
あたしは生まれて初めて出会い系サイトに登録した。
誰でも良かった。
この気持ちを抑える事が出来るなら―。
思ってた以上に
メールはたくさん来た。
ヤりたいだけの男達…。
返事を返す事はなく、一人一人プロフを見てた。
(あっ!)
同じ町に住む22歳の人を見つけた。
写メは付いてなかったけどCBXが好きって書いてあった。
あたしも単車の中ではCBXが1番好き。
(この人にしよう)
単純な理由でメールを返した。
その日の夜。
バイトが終わり、待ち合わせのコンビニに向かった。
<着いたけどどこ?>
その人からメールが入った時、あたしはすぐ近くまで来ていた。
(変な人だったら逃げよう)
そう心に決めていた。
周りを見渡し男の姿を探した。
(あっ!)
体格のいいその人と目が合ってしまった。
近付いてくるその男に
あたしは逃げる事も出来ずに立ち尽くしていた。
言われるままに車に乗り
その男の話を聞いてた。
最初は相槌だけであんまり話をしなかった。
でも、聞いてるうちに共通の友達が多い事に気付き、いつの間にか話は盛り上がり意気投合してた。
(この人面白いな)
そう思いながらも
あの人の事を
忘れる事は出来なかった―
あたしは生まれて初めて出会い系サイトに登録した。
誰でも良かった。
この気持ちを抑える事が出来るなら―。
思ってた以上に
メールはたくさん来た。
ヤりたいだけの男達…。
返事を返す事はなく、一人一人プロフを見てた。
(あっ!)
同じ町に住む22歳の人を見つけた。
写メは付いてなかったけどCBXが好きって書いてあった。
あたしも単車の中ではCBXが1番好き。
(この人にしよう)
単純な理由でメールを返した。
その日の夜。
バイトが終わり、待ち合わせのコンビニに向かった。
<着いたけどどこ?>
その人からメールが入った時、あたしはすぐ近くまで来ていた。
(変な人だったら逃げよう)
そう心に決めていた。
周りを見渡し男の姿を探した。
(あっ!)
体格のいいその人と目が合ってしまった。
近付いてくるその男に
あたしは逃げる事も出来ずに立ち尽くしていた。
言われるままに車に乗り
その男の話を聞いてた。
最初は相槌だけであんまり話をしなかった。
でも、聞いてるうちに共通の友達が多い事に気付き、いつの間にか話は盛り上がり意気投合してた。
(この人面白いな)
そう思いながらも
あの人の事を
忘れる事は出来なかった―