二人の王子様に愛されて

「ムッじゃあ俺が慰めてやるからこっちに来い姫野」

グイッ ボスッ

「ふぇっ!!」

何故かゆうちゃんに引っ張られてゆうちゃんの胸の中にいる私…

何故ッ?

「ムッそんな気を使わないで、姫野は俺が慰めるから」

グイッ

「そうは、させるか」

グイッ

何故か二人に引っ張られている私…

あの~痛いんですけど

助けて零様!と視線を零に向けるけど何故かニヤニヤしてこっちを見てる

「何かお邪魔みたいだから私はこれで失礼するわ」

そう言って何処かに行ってしまった

たっ助けてから行きなさいよ~

クソッこうなったら最後の手だ

「痛いよ!はるちゃん、ゆうちゃん」

うるうるビーム☆

パッ

『ごっごめん姫野大丈夫?』

やっと放してくれた
まだ手がジンジンするけどね

「うん、多分大丈夫だよ」

私はわざと弱々しく言った

『本当にごめんな!』

二人が必死に謝ってくるから私は渋々だけど許してあげた

まぁ苺ミルクを奢らしたけどね…



< 24 / 25 >

この作品をシェア

pagetop