殺人
〜絵美奈〜
2007年10月26日その日、いつものように藤崎静香にいいように使われていた東絵美奈、内山田ハル、水田桜の3人。3人はいつも藤崎静香の女王様気取りに付き合わされていました。
特に藤崎静香は東絵美奈には冷たくあしらっていました。自分の思いどおりにならないと頭から全身にかけて水をかけたりしました。3人は怒りが心頭しました。3人は完全犯罪を思いつきました。静香を殺すために…。
ある日、絵美奈は静香を屋上に呼び出しました。
「何よぉ、いったい…。こんなとこに呼び出して。」
「静香に話しがあるんだ…。」
「何よぉ。早くして。」
「…。2人とも出てきて。」
すると2人が出て来ました。2人の内1人が薬品のついたハンカチを静香の口におさえつけました。そして、静香が気絶したことを確認したら3人は静香を抱えて屋上から静香を落としました。
その後、警察たちの判断は自殺しました。そして絵美奈たちが疑われることはありませんでした。
「あいつ死んで当然だよねぇ〜。」
「うんうん。だってあいつちょ〜女王様気取りだったじゃん。」
「たしかに。あいつが死んでひと息ついたよ。」
「つーことは完全犯罪成立ってこと?」
「そういえばそうだね。」
3人はこの後自分たちに襲いかかってくる恐怖にはまだ、知るよしもなかったのです…。
静香が死んで約1ヶ月たったある日、絵美奈のケータイに電話がありました。その電話の相手は『藤崎静香』そう死んだはずの静香からだったのです。
「絵美奈ぁ、元気にしてた?」
「え…。静香…。死んだはずじゃ…。」
「うん…。たしかにアタシは死んだよ。アタシ…、絵美奈…あんたたちに殺されたんだよ…。だからぁマズぅ絵美奈あんたを先に殺さなくちゃなって思ってね。」
気がつくと目の前には静香が立っていました。
「やめて…。許して…。お願い…。殺さないで…。死にたくない…。」
すると静香は、
「一生許さない…。そうだねぇ絵美奈の殺しかたはどうしようかぁ。」
「お願い…。殺さないで…。」
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