殺人
〜桜〜
とうとうハルまでが静香に殺され、死にました。人体バラバラ殺人という酷いとしか言いようがないくらいでした。人間の感情は1度闇に心がいくと感情はなかなか元には戻りません。なので1度人を殺すとそれが快感となって繰り返し犯罪を犯したりするようになります。
残されたのは桜ただ1人でした。静香を殺したのは…。
「ネェ、佐藤。本当にあんたの言うとおりだったよ…。絵美奈殺しの犯人…。」
「だから言ったでしょ。東さん殺しは静香さんの呪いだって。」
「うん…。しかも…。ハルまで静香に殺されたんだ…。」
「人は1度、誰かを呪ったりすると感情をとめられなくなるの。」
「そうなんだ。じゃぁ静香も…。」
「そう。」
「わかった。ありがとう。」
それから桜が1人で考え事していると電話がかかってきました。
「なんで電話にでないの?」
「だって…。怖かったから…。」
「まぁ、いぃや。今晩、あんたを殺しにいくわ。」
「いやだ。いやぁ…。いやぁ…。死にたくない…。」
「桜ぁ。あんたまで同じこといったぁ。アタシだって死にたくて死んだんじゃないんだよぉ。そこんとこぉわかってるぅ?」
「ごめん…なさい。本当にごめん…なさい。」
「何度謝ってもアタシはあんたを許さない。つかさ、アタシあんたが1番キライなんだよね…。1番綺麗な殺しかたしてあげるぅ…。」
それを言い残して静香は消え去っていきました。静香はもう人を殺すことしか楽しみがなくなってしまったかのような表情をしていました。
桜はもう、自分が今夜死ぬということで頭がいっぱいでした。自分はバラバラにされてしまうのだろうか、湯舟に入れられて死ぬのかなんて考えてばかりいました。
そして夜、桜はハルとおなじように家から姿を消していました。これには警察もハルが殺された場所に向かってみると桜が横たわっていました。すぐに近寄ってみると青白く、冷たくなっていました。
桜の体からは綺麗に血が抜き取られていて、不思議に思った警察の1人がキッチンの水道に近寄って見てみると栓がしてあり、桜の血が水道のとこに綺麗に抜いてありました。
桜の死体のそばには桜のケータイがありました。ケータイには1通のメールが届いてました。メールの内容は
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