歪んだ愛



「ま。
幸せになって見せてよ。」





「なにそのいかにも私には幸せになれないみたいな、
やれるもんならやってみろ的な、
なれるもんならなってみろみたいな言い方ぁ。」







そう言って、
アイスティーを両手で握り締め、


ホントに悔しいのか?



と、思うような。

いや、



もう、

幸せだもぉーん。
的な。





睨んでるんだか、
にやけてんだか、
はっきりしろよ…。




みたいな顔を、
リホは私の顔に近付けた。





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