歪んだ愛







――――







「なぁ。
いいだろ?」


「何で!
先輩、ヒロの友達じゃん!
私とヒロ付き合ってんの知ってんでしょ!!」


「うん。
だから?」






男は
ニヤニヤニヤニヤしてそう言った。

“だから?”
と。






そして。



私の手を…
なぜか持っていた紐で、
血が止まりそうな程きつく縛り…



口に、
汚っないタオルを詰め込み…







犯した―――。






ヒロの…






目の前で――――






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