鋭く甘い視線の先の獲物


別荘の中は木の造りになっていて、とてもいい匂いがする。


周りは本当何もなく、空気もとてもいいし何と言っても静かだわ。


山奥だからかな、車一台ですら通らない。




「桜、散歩しようか」


「ええ。晩御飯の食材の用意もしなきゃいけないしね」




私達は荷物を置いて外へでると、ハイキングをするみたいに手を繋いで歩いた。



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