鋭く甘い視線の先の獲物

敬礼を終えると、全員席について漸く本題に入ろうとした時…。


私は自分の目を疑った。


目の前のスクリーンの前にある、教卓から視線が外せない。


本部の人間が三人立っていて…。


その内の一人が…さっき駅で痴漢された時に助けてくれた…色男だったから…。


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