鋭く甘い視線の先の獲物


もう、あんな事はまっぴらごめんだもの…。


裏切られるぐらいなら…最初から信用しない方がまし…。




「一つ言い忘れてた事がある」


「…言い忘れてた事?」




色男はドアをノックすると再び中へと入って来てドアの前に立ったまま私を見つめてる。


言い忘れてた事って何だろ。


あの男の事だから、どうせまた、変な話しじゃないでしょうね…?



< 144 / 268 >

この作品をシェア

pagetop