鋭く甘い視線の先の獲物
自分勝手な色男
結局会議も大した事を聞いた訳じゃなかったし、何がしたいのかさっぱりわからない。
「お前に話しがある」
この声は…色男…。
間違いないわ…彼の声だわ。
「…何よ?」
周りにいる仲間は一斉に私を見ると、開いた口が塞がらない様に顔色を真っ青にして私を見てる。
まあ、無理もないわよね。本部の人間に向かってタメ口をきいたんだから。