鋭く甘い視線の先の獲物


私、悩んでる様に見えた?
考えてた事と言えばさっきの事ぐらいなんだけど…。


隣りへ引っ越して来た彼の事。
まるで私がここに住んでる事、知ってる様な感じだった。


もし、何も知らなくて顔合わせたなら…あの時、私が部屋の前を通った時…驚く筈よね?


でも彼はそんなそぶりは見せなかった…。


驚く所か眩しい程の笑顔で、宜しくって言っていた…。



< 182 / 268 >

この作品をシェア

pagetop