鋭く甘い視線の先の獲物


まだ付け回されてるって決まった訳じゃないし…もし万が一そうだったとしても。


私一人で解決出来るわ。
あなたの力を借りなくとも、自分一人で解決してみせる。




「…何かあってからじゃ遅いからな。よく覚えとけ」


「った。わ、わかってるわよー」




色男は額にデコピンをして、キッチンから去って行った。


何か勘づいてそうな雰囲気ね。


もう、本当鋭いんだから。



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