鋭く甘い視線の先の獲物


「…どうして?俺、これでも控えてる方だよ?本当だったら、もっと沢山してもいいぐらいなのに…」


「…私は…迷惑なのよ。あなたからのメールは気づいてるわ。だけど、知らない振りしてるのよ…毎回…」




少しキツイかもしれないけど…今ハッキリ言わなきゃ引きずってしまうから…。


だから…言うわ…。


彼はぎゅっと握り拳を作るとフルフルと手を震わせては私を睨む様に見つめてる。



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