鋭く甘い視線の先の獲物
「…ありがとう」
「……どういたしまして」
色男はチラッと私を見ると、若干不機嫌そうに歩いて行こうとする。
私は後ろから追いかけ様と立ち上がった瞬間、腰が抜けた様にストンとフローリングへ座り込んでしまった。
恐怖のあまり腰が…抜けた…?
「…ったく。面倒くせぇな」
「…ご、ごめんなさい…」
色男はこっちへ戻って来ると、私を軽々しくお姫様抱っこをし部屋へと連れてってくれた。
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