鋭く甘い視線の先の獲物


翌朝、昨日晩御飯を食べ損ねたから何か食べてから仕事へ行こうといつもより2時間早くホテルを出た。


朝起きたら顔が、とんでもない事になっていてびっくりした…。


泣きすぎたのね…。


ロビーを出て駐車場へ向かう途中、すぐ傍で人の気配がする。




「…おせぇ」


「……………」




恭也さん…?


まさか…昨日から居たの…?



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