鋭く甘い視線の先の獲物

色男は口元を吊り上げながら不適な笑みを浮かべると私の着ているブラウスに手を伸ばす。


私はぐっと男の手首を掴んでじっと睨む様に見上げた。


男は気にも留めずに力づくでビリッと私のブラウスを破り開けさせた。




「……や、やめてよ」


「思った通り…いい体してんじゃねぇか…………これは…銃弾の痕か?」


「…さ、触らないでっ!!!」



色男は驚いた様に目を丸くさせながら傷痕に触れようと手を伸ばし私の左胸すぐ上の膨らみと左肩をじっと見つめる。



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