鋭く甘い視線の先の獲物


署へ着くと色男はそのまま車で本部へと帰って行った。




「慎矢!!ちょっとどうして私を置いて帰っちゃうのよ?!」


「一人にした訳じゃない」


「それはそうだけど…あんな色男と二人になんてしないでよ」


「フッ。お前とアイツ。似合ってるぞ」


「…はぁぁっ?!」




この人は何言ってるの?
ふざけないでよ。
どこからそんな発想が出て来るのよ?



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