鋭く甘い視線の先の獲物


女しか考えられないわよね。
あの、たらし男。


まあ、たらしって決まったわけじゃないんだけど。
女と言うより、彼女かもしれないしね。


勝手に相手の事決め付けるのは…よくないか。


待ってても仕方ないし、寝室へ寝に行こうとした矢先に玄関のドアが開く音がした。


色男が帰って来た。



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