TERRIBLE*CASTLE


兵『自分もよく知らないのですが
噂では王女と同い年の男で
代々王家の護衛を任せられてるところの五代目の方らしいです。』


リ「…そう、ありがとう。もう行っていいわ。」


兵『はっ!』


兵は全力疾走したんじゃないかと思うくらいのスピードで

この場から去った。

リ「…そんなに私が嫌いなのかしら。」

それにしても自分と同い年の男なんて見たことがなかった。


そういえば手紙の返事をするのを忘れていたなと思い出して

小走りで自室に入った。
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