TERRIBLE*CASTLE
『リウラ様ならここにいるよ。』
ル「もう…リウラ様、こんな大事なときにどこかへいかないでください。
心配しましたよ。」
声のした方を振り替えると、
今一番会いたくない人
でも一番いとおしい存在の人。
リ「ルー…ク。」
ル「今の城の状況がお分かりですか?…貴女の『私は…変わってしまった…?』
リ「昔とは…変わってしまった。」
目の輝きを完全に失ったリウラはただ呆然とコンクリートを眺めていた。